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古代、橋もなく流れのままにあるところでは、静かな川の淀みに舟を浮かべて渡りました。それが渡し場として栄え、吉野川には、六つの渡し場があったと言われています。
なかでも六田の柳の渡しは、古くから人に知られ、大正8年まで渡し場の機能は、残っていました。この六田の渡し場を設け、行者の通路を開いたのは、修験道の興隆に力をそそいだ聖宝理源大師(しょうほうりげんだいし)といわれています。
またこの柳の渡しは、修験道「奥駆け」の七十五箇所の行場(七十五靡)の最初の行場として知られています。かつて吉野に入る行者たちはここで身を清めていきました。現在はこの場所に灯籠(とうろう)と、柳の木が残っていますが、ここは昔の柳の渡しではなく、かつてはここより上流80メートルの地点にあったことが最近になって分かってきました。これは、県道から国道に変わる拡張工事によって移転を余儀なくされたものです。
また、往年の道標は、正面が吉野川に向かって建てられていたものが、数度の移転によって正面が国道側に向けられていたものが、数度の移転によって正面が全く逆になっています。これは、灯籠の正面が国道に向かっていないと体裁が整わないということから今日に至っているようです。
住所:大淀町北六田あたり柳橋の西側

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